おおいたOrganic Market おはなし会 Vo.2                       やさしく強くやわらかい「わたし」の生命力を取り戻そう

実施報告「布ナプキンもいらない 月経コントロール」ワークショップ

2014年3月11日 おおいたOrganic Market おはなし会Vo.2 実施報告です。
やさしく 強く やわらかい「わたし」を子宮からとりもどそう
「布ナプキンも使わない 月経コントロール」 講師 才田春光氏

「昔の日本の女性はお手洗いで月経血を排泄していた。ナプキンなど何もしていなかった。」...
現代の女性も出来る、その具体的なやり方、知恵を受け取るおはなし会でした。実際に体操をやって、訓練の仕方も身に着ける。実践的なワークです。

そして何より自分が女性としての体を授かったことを大事にして生きていくことが世の中の、近くにいる人の幸福に繋がる・・・そんな大事なことを才田先生が堂々と教えて下さったワークでした。

快く場所を提供して下さって、別府 山田別荘の大広間での実施でした。急なご案内にも関わらず、皆さんご参加頂いて20名ほどで実施させて頂きました。

私の体を私が守って大事にすること、私の健康があってこそ、家族を守っていけること。特に「お母さん」は「私はいいから」と何か自己犠牲をしがちなところがあるように思います。そういう意識の転換も促してくださいました。

また、今の生理用ナプキン、赤ちゃんのおむつはゴミとして焼却処分したら有害物質が出ます。経皮毒の問題。口から入るものは排出されるけれど、子宮に近いところから吸収されるものは口の約42倍。しかも毒の出口が無い。溜まった毒はどのような症状になっていくのか。

毛髪の染料が子宮にたまっていくこと。

筋力の退化で紙おむつから始まって、尿漏れなどの症状が出始めたら一生、あてもの人生になってしまうこと。

ゴミを自分で出したら環境を通じてまたゴミが口に入ってくる
「全てが繋がっている」お話し。

もし、月経血をお手洗いで出すことが出来たら、精神的にも体にも経済的な支配からも自由になれること。

才田先生が娘さんへ贈った言葉。
酸化していない月経血がトイレの中で綺麗な色で出ていた時に娘さんが「ママ、キレイだね!」
「そうよ、こんな綺麗な花を咲かせられるようになったらあなたも赤ちゃんが産めるようになるのよ。」

マーマーマガジンで才田先生の記事を読んでから、絶対に大分に来て頂きたい、と思っていたので先生のお話しが参加された皆さんの中に流れ込んでいく様子を見て本当に胸が一杯になりました。私の個人的な夢叶った時間でした。

「女の人っていいな、素敵だと思いました。」
そんな感想を参加された皆さんから頂きました。

春の時期と生理についての食養生の心のこもったお料理を作って下さったニドムさん。丁寧に食事の内容を解説して頂いたカード付でした。
おいしさに参加された皆さんもじっくり味わって下さいました。

「子宮を綺麗にする。」
それはそのまま、自分を大事にすることであり、そばにいる人を大事にすることであり、大きく環境を綺麗にすることにつながっている。
「全ては繋がっている」オーガニックマーケットを通じて気が付いたことをまた才田先生が教えて下さいました。

生理用ナプキンが1961年に販売された時、「女性としての大切なものが失われてしまう」ととある夫人団体が抗議したそうです。今となってはそれが正しかったと思います。
私の年代30~40代は失われつつある日本の伝統の中の知恵をもう一度自ら勉強して取り戻す、よみがえらせる使命があるような気がしてなりません。
参加して下さったみなさんとそんな仲間になれたら、と思いました。
楽しく、そんなことが出来たらと思います。

今回のおはなし会を作って下さった、参加して頂いた皆さん、才田先生、山田別荘 山田るみさん、ニドムさん、マーマーマガジンの皆様に心から感謝いたします。
ありがとうございました。