お料理ワークショップ第4回報告「乳製品を使わない素朴なおやつ」

2013年6月22日土曜日に第4回お料理ワークショップを実施致しました。

 

テーマは「乳製品を使わない素朴なおやつ」

講師は内原由季さんです。参加の皆さんは4名でした。

 

豆乳のヨーグルト風レアチーズ

くず粉の黒ゴマプリン

きなこと米粉の蒸しケーキ

はったい粉のパンケーキ

 

てんさい糖シロップの作り方なども

 

実際に手を動かして、感触をつかんで自分のものにするという

ワークショップの時間でした。

 

お菓子作りは計量が大事だといいますが、レシピをそのままなぞるだけでなく

どうしてその分量なのか、どんな出来あがりになるのか、調整や自分の好みの味付けの仕方の

アレンジのコツなども、分かりやすく伝えられていました。

 

参加の皆さん、作りながら聞きながら、ちょっとしたコツも熱心にメモ!

今回は全員お子さんをお持ちのお母さん。

 

「こどもに食べて喜んでもらいたい。」そんな心が伝わってくるような雰囲気でした。

 

 

いつもながら味見のたびに湧き上がる歓声。

目からウロコの知恵にも「おーっ!」という感嘆の声が上がっていました。

 

「自ら台所に立つことの素晴らしさ、大事さを伝えたい」

イベントではなく、参加された方の暮らしにつながっていくようなワークショップのあり方を

いつも内原さんは考えていられます。

 

そんな思いを受け止めてくださる参加の皆さんでした。

決して一方通行にならない、「交歓」のあるワークショップ。今回それが実現出来たかな、

と思うくらいとても素敵な雰囲気でした。

 

 

「乳製品を使わない」というタイトルを今回はつけました。

 

私自身は牛乳こそ飲みませんが乳製品はとても好きです。

いつかハイジの例のチーズを本場で、と思うくらいです。

でも幼い頃は牛乳が原因と思われるアトピーで長い間肘とひざ裏はただれていました。

 

今、市場に大量に出回っている牛乳がどのように作られているのか、知っていて

自分の暮らしに取り入れる選択をする必要があると思っています。

学校給食でも選択する自由がもっとあってもいいと思っています。

 

気が付いたのですが、安全な飼料で薬品を投与されずに育った牛の牛乳を飲んだことがない、と思いました。機会があったら是非味わってみたいと思います。

 

息子には母乳を飲ませましたが、血液そのものだなあと実感しました。

私の血液にあったものに反応して子どももアトピーが出てしまったことがとても大きかったです。

 

牛乳を使えない、使わないという選択をした時にどういう方法があるのか、提案です。

乳製品の魅力であるコクやなめらかさなどそれをどうやって再現できるのか。

それに加えて使わないことによる新しいおいしさにも出会えました。

 

 

 

 

 

 

黒ゴマ葛プリンです。

作り方は簡単なのにこのなめらかさ。

寒天と合わせると少し硬くなってしまうのが

好みでなかったので、驚きでした。

 

 

今回はカップに流し入れて。

型に入れても簡単に外れます。

 

 

皆さん、真剣なまなざしです。

 

 

その場でゴマを擦ります。

材料についてもビシバシ質問が。

 

 

うちはら家の蒸し器。

米粉ときなこの蒸しケーキです。

 

小麦粉を使っていないのがポイントです。

小麦アレルギーのお子さんも多いです。

 

 

 

 

ふっくら蒸しあがりました!

(もちろん歓声上がる)

 

 

 

油分は菜種油です。

計量は基本必要です。

 

 

じわじわ・・・ふたをしてじっくり焼きます。

 

高さのあるパンケーキがいいのか、

薄いものがいいのか、水分の調整によって変えられます。

 

 

パンケーキはホットプレートでも焼いてみました。

香りがたまりません・・・。

 

今は使う人が少ないはったい粉。

新しい魅力です!

 

 

間違いなく美味しい・・・。

 

 

 

豆乳と甘夏で作った

ヨーグルト風味のレアチーズクリーム。

 

古長さんのブルーベリージャムも添えて頂きます。

 

 

 

 

 

※由布土まみれの会 古長さん

ブルーベリージャムが好評です。

 

 

 

いよいよ試食会です。

穀物コーヒーも一緒です。

 

 

クリームとパンケーキの相性が抜群です。

 

 

本日のおやつセット

 

 

子育ての事も含めて、皆さんお話は尽きなかったようです。

 

 

 

 

講師の内原由季さん、

ご参加頂いた皆様ありがとうございました。

 

「素敵な時間でした。」と感想を早速頂いた方も。

 

暮らしの中のオーガニックマーケットであることを

改めて大事にしようと思った日でした。

 

 

皆さんの雰囲気に実はとても感動していました。