第18回 おおいたOrganic Market 開催お知らせ

第18回開催決定しました!

 

日程  2014年5月10日 土曜日  ※2014年は基本的に第二土曜日の開催です。

時間  9:00~13:00 

※パン・一部飲食の販売は10:30~です。

場所  オアシス並木通り商店街(ガレリア竹町西出口)

*駐車場はございません。公共の交通機関か近隣のコインパーキングをご利用ください。

 

主催 おおいた有機農業推進協議会

企画・運営 わび・しをり計画 後藤亜紀子

  

自分の孫や子どもに、そして「わたし」に安心な食べ物を。

 

無農薬・無化学肥料・無施肥の野菜・農産物・加工品を作っているマーケット参加の皆さんです。

※出品予定の品物は天気・畑の状況により変わることもございます。ご了承ください。

 

青井農園/日出町
生で食べられる青井農園名物のサラダカボチャ。美味しい食べ方ももちろん紹介してくれます。

アットファームくにさき/杵築
玉ねぎ・カブ・あやめ雪かぶ・味美菜・バジル・スペアミント・レモンバーム・夏ミカンなど。元気なお野菜届きます!

いさやか/臼杵市
いやさかさんは臼杵の有機農業生産者グループ。うすきのほんんまもんのお野菜を持って来てくれます。
今回は臼杵の生産者後藤文子さんも参加してくれます。

由布土まみれの会/由布市
旬のお野菜。個性的なメンバーが集まっています。加工品もお楽しみに!

むぎわらぼうし/竹田市 緒方町
愛ちゃんごぼう、ラディッシュ、水菜、小松菜などなど新しい名物になりそうな美味しいお野菜、ありったけ持って来て下さいます。

めぐみ農園/九重町
手作業の多い椎茸の栽培。いよいよ農繁期になりましたが干し椎茸と生椎茸を。

NEW!農業組合法人 樋桶の里(ひおけのさと)/中津市下郷地区
先月に続き、プチ下郷特集です。樋桶という山のふもとの元気なおばあちゃんと共に2011に農業組合法人を発足して、農薬、化学肥料、堆肥も使わない米作りを始めています。お米と手作りの加工品も。5月頃からおばあちゃんたちのレストランもオープン予定。レンゲソウの咲く田圃の紹介です。

ラフォレマリー有機栽培/由布市庄内町阿蘇野
素敵なパーマカルチャーの農園を作り出すマリーさん。
今回は香り高い、生命力あふれる種から育てたハーブの苗も出品です。育て方も相談してみて下さい。

NEW!もりたファーム/豊後大野市千歳町
竹チップ以外は使用しない自然栽培で小麦を生産しています。
昨年の小麦はミナミノカオリと農林61号のブレンド。ピザ生地に最高!と好評です。お菓子にも。小麦から「小麦粉」になるまでどんなに手間をかけているか、ぜひお話を聞いてみて下さい。

クックヒルファーム/由布市湯布院町塚原
由布院の塚原高原の風土が生み出すチーズは出汁が出るような旨み。牛乳は嗜好品だからこそ、安心できる質の高いものを、と生み出されたゆふいん牛乳。本物の味をどうぞ。
*チーズを作る副産物のホエイも販売します!新しい味にチャレンジしてみて下さい。

天然酵母と国産小麦のパン工房hibino/別府市
米と米糀で作った酒種酵母のパン。 マーケットの皆さんの新しい食材をパンを通じてとことん紹介してくれます。

岩田さんの台所・おやつ/大分市
昨年大好評だったオーガニックマーケットのサラダバー再び。
当日岩田さんが出店の皆さんのお野菜を仕入れて作ってくれます。
それにおやつも。お楽しみに!

NEW!Natural Healing Food ニドム/別府市
今年の2月にオープンしたお野菜をとことん美味しく、洗練されたかたちで食べさせてくれるニドムさん。オーガニックマーケットでもおなじみの生産者の皆さんの食材をしっかり使って美味しく紹介してくれます。

スペシャルメニューのご紹介

岩田さんの台所
*オーガニックマーケットのサラダバー。...
当日の朝、出店者の方の野菜を岩田さんが仕入れて、地粉で作ったクレープに自家製のマヨネーズと共に頂くサラダバーです。岩田さんのアイデアでゴミを出さないように丸ごと美味しく頂けるサラダバー。昨年の好評企画が帰ってきました。
旬のお野菜のおいしさをその場で味わってください。
*いちごミルク
野津亀山農園さんのイチゴを使ったシロップとクックヒルファームさんの牛乳。美味しいに決まってるやん、と言いたくなります。

ニドムさん
*是恒さんのお米を使った、土鍋炊き玄米おむすび
*ほおのき畑さんのお野菜を使ったサンドウィッチ
*農園てとてさんのお野菜を使ったキッシュ
*土鍋で自家焙煎のオーガニックコーヒー
今年の1月まではオーガニックマーケットのお客様だったニドムさん。
積極的に生産者の方と繋がって野菜を美味しく食べられるお店をオープンされました。手と心が加わっているお料理です。

  樋桶の里
*お米と小豆は自家製。おはぎ。

 

 

【ご挨拶】
おおいたOrganicMarketのお知らせカレンダー出来ました。
マーケット当日いらして下さったお客様、フライヤーをいつもおいてくださるお店にお渡しいたします。

ご家庭の冷蔵庫に貼って頂けたら嬉しいサイズです。飽きないようにとシンプルに仕上げてくれました。...

作成は恩田香代子さん。第1回目のフライヤーからずっと作って頂いた方です。基本的にいろんなことが「くどい」私の人間性を受け止めて頂いて、さらっといつもまとめあげて下さいました。

恩田さんはデザインの仕事は夜のみ。昼間はご実家の日本料理店のしスタッフとしてがっつり働かれています。本物の素材だけ、化学調味料は使わない、そんな料理店です。デザートに「蘇」を出す、と聞いて卒倒しそうになりました。
なぜなら「蘇」は飛鳥時代にあった朝廷への献上品。牛乳をひたすら煮詰めて個体にしたものです。中学生の時、作り方が載った本をたまたま見てしまい、やらずにおれない性格上日曜日6時間ほど費やして作りました。「ガス代が!」と母からはものすごく怒られた楽しい思い出が。
二度とやれないと思います。でも恩田家では仕込みに時間をかけるのはあたりまえ・・・。食べる人を思う料理を作り続けることが出来る情熱を持ったお店です。
そういう土壌があったからこそ、マーケットのフライヤーも素敵なものを生み出して下さったと思います。

料理を通じてマーケットの生産者の皆さんのことを紹介しよう、という心意気を持った料理人の方にとても恵まれました。
そしてニドムさんはマーケットのお客さまから、今回は出店をしてくれる側です。
子どもがアトピーだった時、外食して普通に食べられるお店がほとんど見つかりませんでした。
そういうお店が当たり前にある大分になったらと、野望を抱いてマーケットを始めました。ニドムさんがマーケットで知り合った生産者の方の食材を積極的に使われるお店をオープンするとお聞きしてとても感動しました。
「安全な食」がアピールポイントになるのはとても変です。本来食べるものは安全なものが前提だから。危険な食べ物を選択せずに済むように勉強がいるのも変だなあ、と思います。そして勉強した人の食に関するいわゆる一般常識(白砂糖や精製塩を使わないなど)と関心がない人との知識や思いの開きはこれからどんどん広がるような気がしてならないです。
いちいち選択せずにすむようになったら、と思います。それがオーガニックが当たり前の世の中なのかな、と思います。
有機の農協宣言をした下郷農協と同じように消費者のまず、「安心できる食べ物が欲しい」というシンプルで力強い思いからいろんな事が変わっていくと思います。
マーケットがささやかですがそのきっかけになったら嬉しいです。