食卓の向う側   西日本新聞社「食 くらし取材班」著

 

「食卓の向う側」ブックレットシリーズをオーガニックマーケットで紹介致します。

NO2・6・8・11・12以外の紹介となります。

 

読みやすく、「思った以上に日本の食・食生活や生活習慣はボロボロなんだ」と驚きますが

それに気が付いて何とかしようとする現実的で具体的な取り組みも紹介されています。

 

そして「九州」の事がわかります。

おおいたに住む私たちのすぐ近くに「なんとかしよう」という人がいる、と知るだけでも少しだけほっとします。

 

 でも記事に書かれている事を「知らない」でいて日常を過ごしていることの怖さも実感できるのでは、と思います。

 

「食卓の向う側」シリーズ以外にも

「弁当の日」食べ盛りの君たちへ 佐藤剛史編

「いのちをつくる愛情ごはん 高取保育園の食育レシピ集」文:森千鶴子 写真:広田敦子 

「ゼロから始める玄米生活 高取保育園の食育実践レシピ集」

 

を紹介致します。

高取保育園の取り組みについては食卓の向う側シリーズNo.3「給食 未来をひらく」と

合わせて読まれるとかなり勇気のある取り組みであることがわかります。

 

以下、食卓の向う側シリーズタイトルをご紹介します。

 

No.1  「こんな日常をどう思いますか」   いま「食」がゆらいでいる

      家庭の(食卓)、学校の食(給食)、地域の食(食文化)、国の食(食料)・・・。

      食というモノサシを通して、家庭や地域、環境や農業、医療、教育、福祉などのあり

      ようを考える

 

No.3  「給食 未来をひらく」   誰のための何のための給食か

      現状と課題、そして給食の向こうに横たわる社会の姿に迫る

 

No.4  「輸入・加工 知らない世界」 その常識、本当ですか

      輸入農産物の玄関口である港や、加工の現場を取り上げながら、私たちの暮らしを  

      取り巻く食に実態に迫る

 

No.5  「脳、そして心」 親の無知は子への罪といえませんか

      キレる子どもや凶悪な少年事件が社会問題化している現代。私たちに迫る危機を

      食と、そのかかわり方を通して見つめ直す。

 

No.7  「生ごみは問う」 毎日四千万人の食が食べ残されています

       食べられるものが日々「ごみ」に変わっていく現代。生ごみを通して、        

       暮らしのあり方、循環型社会へ向けた行動を考える

 

No.9  「広がる輪」

      弁当の日、みそ汁つくり、昔ながらの元気野菜、お産にいい食とは・・・。

      その輪がもっと広く、強くなれば、社会はきっと変わるだろう。

 

No.10 「海と魚と私たち」

       山がある、川が流れる。川から海へと命が巡る。考えたい。

       豊かな資源とともに生きる暮らしを。

 

No.13 「命の入り口 心の出口」 噛むことは生きること

       口は健康のシグナルであり、全身の病気とつながっていることが分かってきた。

       歯が痛くなる前の定期ケアが根付き、膨れ上がるような医療費に歯止めがかかる 

      ような仕組みが出来るかどうかは私たちの意識いかんにかかわっている。                口を命の入り口にするか、病の入り口にするか。咀嚼をテーマに健康や医療のあり方を考える。